自閉スペクトラム症のお子さんのご家族に、患者さんの声をいただきました。
「毎日意欲的に学校に通うようになった。移植後にてんかんの波形が波が低くなり頻度も少なくなっていた。」とお答えいただきました。
【プロフィール】
疾患名:自閉スペクトラム症
移植期間:2021年6月25日~7月9日
移植回数:3回
移植担当医療機関:ルークス芦屋クリニック
Q1.当研究会の腸内フローラ移植を受ける決め手となった理由は何ですか?
移植菌液に特色があること、親族ではなく病状に合った腸内フローラを選んで貰えるのでするならこちらでと思いました。
Q2.移植申込から移植終了後まで、医療機関の説明やサポートは十分でしたか?
治療自体は満足しています。費用の問題だけです。
Q3.移植を経て、お悩みのご症状がどのように変化しましたか?
毎日意欲的に学校に通っている。てんかん発作を起こした事が一度あり脳波でてんかんの波形が出ていたが、移植後にてんかんの波形が波が低くなり頻度も少なくなっていた。今まで何回か脳波測定してきましたが、脳波が良くなったのは、初めてでした。
回るものに対してあまり執着しなくなった気もします。
Q4.移植によってご自身の仲間となった腸内細菌たちを維持するため、移植後も心がけている生活習慣や考え方があればぜひ教えてください。
先生の指導に従って食事は小麦粉製品、乳製品、添加物をなるべく減らしいい腸内環境を保つように工夫している。
Q5.これから移植を行う方、移植を迷っている方にひと言お願いします。
治療自体はほとんど苦痛はないようです。なかなか治療法がない病気などは一度試してみる価値があると思います。
Q6.移植の便を提供したドナーへメッセージをお願いします。
おかげさまで子どもは意欲的に学校へ通っています。頂いた菌を大事に育てていこうと思っています。
有り難うございました。
Q7.その他、ご感想やご意見・ご要望等何でもお聞かせください。
費用がもう少し軽くなればと思います。移植菌液などの特徴から日本のみならず海外の方にも需要があるのではと思います。