自閉スペクトラム症のお子さんのご家族の方に、アンケートをご回答いただきました。
【プロフィール】
疾患名:自閉スペクトラム症
移植期間:2023/04/21~2023/11/11
移植回数:移植6回コース
移植担当医療機関:医療法人ふたまた会 ナチュラルアートクリニック
移植後の診断:症状の明らかな改善
【アンケート】
Q1, 腸内フローラと健康の関係についてどの程度ご存知でしたか?
専門的な内容まで知っていました。
Q2, 腸内フローラ移植(FMT)についてどの程度ご存知でしたか?
興味を持って調べたことがありました。
Q3, 当研究会の腸内フローラ移植を知ったきっかけは何でしたか?
家族や知人に聞きました。
Q4, 当研究会の腸内フローラ移植を受ける決め手となった理由は何ですか?
以前から気になっていたこととやれることは何でもやってみようと思いました。
Q5, 移植を受ける決断をされるまで、ためらった点や不安に感じられた点はありましたか?
・費用が高い。
・本当に効果があるのか。
Q6, 移植申込から移植終了後まで、医療機関の説明やサポートは十分でしたか?
説明やサポートは十分で、よく理解・納得した上で移植に進むことができました。
Q7, 移植を経て、お悩みのご症状がどのように変化しましたか?
劇的に変化したが予想していた変化ではなかったので意外ではありました。
①疲れたと言わなくなった。
②体力がついて、習っていたスイミング(前はお遊び程度だった)でクロールができるようになり、800メートル以上泳げるようになった。
以前は1時間のレッスンでも「疲れた」「飽きた」で途中で上がることもあったが、今は週一で2時間ぶっ通しで泳げるようになり、コーチとも併泳できるスピードもつきました。
➂イライラ、癇癪が全くない。
④まだまだ空回りしているが、友達が初めてできた。
⑤算数の成績がとても伸びた。
カラーテストで、ここの所100点連発していて、信じられない感じです。
ケアレスミスが減り、中学受験ができる学力になりました。
変化ではないですが、初の移植(土曜日)した週明けの月曜日に教師から「なにかやりましたか?」と言われました。学校での様子が今までと違ったようです。もしかしたら投薬(ADHD薬のコンサータ等)を始めたのかと思われたのかもしれません。
Q8, 移植によってご自身の仲間となった腸内細菌たちを維持するため、移植後も心がけている生活習慣や考え方があればぜひ教えてください。
・根菜を多く摂る。
・睡眠を十分に摂る。
・砂糖は家庭では全く使用しない(給食などでは多少摂取もある)。
・お菓子はほとんど食べない。
・グルテンフリー。
・乳製品は摂取しない(学校の牛乳も飲まない許可をもらっている)。
・水分を多く摂る。
・海藻類を多く摂る。
・白米は食べない(給食のみ)。
・無農薬の玄米を使用。
・おやつ、間食は芋類、冷凍ブルーベリーやイチゴ、りんごなど(全てオーガニック)。
Q9, 今後、ご自身の健康維持のための定期的な移植をしたいと思われますか?
ぜひ続けたいと思います。
Q10, お知り合いに移植を勧めたいと思われますか?
選択肢のひとつとして教えたいと思います。
Q11, これから移植を行う方、移植を迷っている方にひと言お願いします。
ダメ元で試す価値があります!
Q12, 移植の便を提供したドナーへメッセージをお願いします。
ありがとうございます。
最後に、本記事の公開にあたりお声をいただきました。
・クリニックで腸内フローラバランス検査をした際、移植前はD判定、移植後はB判定となっていました。
・以前は便秘症でしたが、現在は排便は1日数回あります。
・スイミングについては、現在はバタフライまでできるようになりました。
・学校での状況もアンケート後も激変しております。先生方も驚いています。