本年も第8回学術大会を開催いたします。(会場及びオンライン開催)
医療従事者に限らず、一般の方や学生さん等、どなたでもご参加頂けます。
※当日参加の申し込みは終了しました※
一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会
第8回学術大会
新しい治療の鍵
〜腸内フローラ移植が導く未来〜
◼︎日時
2024年9月22日(日)
開始11時 (受付10時)~17時閉会予定
※総会:学術大会前に開催(会員限定)
※懇親会:17時30分開始
どなたでも御参加いただけます。(先着100名限定)
会場参加される方、全員にお弁当を準備しております。
◼︎会場
リーガロイヤルホテル大阪
〒530-0005 大阪市北区中之島 5-3-68
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◼︎代表理事ご挨拶
このたび、一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会は、第8回学術大会を迎えることになりました。移植をお受けいただいた患者様、研究会に所属する医師をはじめ医療関係者、賛助会員の皆様、一般の皆様のご支援、ご協力の賜物と感謝申し上げます。
当研究会は、日本において民間として初めて、組織的に腸内細菌叢移植に取り組んで参りました。昨年5月には、当研究会に所属する医師らによって、5歳から12歳の自閉スペクトラム症のお子さんを対象に、従来法で一般的に用いられる抗菌薬を使用せずに「ナノバブル水(NanoGAS®水)を用いる新規糞便微生物移植法」(新規FMT法)の臨床研究を開始しました。この新規FMT法は、従来の方法とは異なり、前処置としての抗菌薬の投与や腸管洗浄を必要とせず、さらに従来の投与量の約1000分の1の少量の投与で効果を発揮する新しい技術です。
本年、私たちはこの特定臨床研究を無事に終えましたので、その結果を皆様にご報告させていただきます。研究の結果、新規FMT法は自閉スペクトラム症において有望な成果を上げました。また、これらの結果を世界に向けて発信するために、国際論文として発表する予定です。さらに、今後はがんや他の様々な疾患に対しても腸内細菌叢移植の臨床的検証を進めてまいります。
皆様方の多大なるご支援、ご協力を引き続きお願い申し上げます。
◼︎スケジュール
10:30 開場 |
11:00〜 <午前の部> |
開会の挨拶 代表理事 田中 善(医療法人仁善会田中クリニック理事長) |
がん治療における腸内細菌叢移植の可能性 萬 憲彰(医療法人医新会よろずクリニック院長) |
腸内フローラ検査とがんの早期発見 清水 真(シンバイオシス株式会社上席研究員) |
腸内細菌叢移植が有効であった乳がんの症例報告 田中 善(医療法人仁善会田中クリニック理事長) |
気体を”飲んで”健康をサポート 「水素NanoGAS®︎水」による酸化ストレス軽減効果と一般的な利活用 森下 理咲子(シンバイオシス株式会社研究員) |
悪玉菌と呼ばれる菌たちへ 〜あなたは「犯人」なのですか?腸内生態系のふしぎ〜 山本 千尋(シンバイオシス株式会社主任研究員) |
昼休憩(お弁当付き) |
企業紹介 |
ランチタイムトークセッション 「作る・食べる・笑顔になる ル・クッカーの魔法の時間」 畠中 直美(チャレンジドLIFE代表) 杉之原 千里(みいちゃんのお菓子工房代表) 瀧 幸子 (一般社団法人こどもになる代表) |
13:30〜 <午後の部> |
基調講演 「発達障がいを見て・視て・観て・診て・そして〜」 平山 哲(ひらやま さとる)先生 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪母子医療センター 子どものこころの診療科 副部長 |
自閉スペクトラム症に対する新規糞便微生物移植法の 有効性と安全性に関する臨床研究結果報告 城谷 昌彦(ルークス芦屋クリニック 院長) |
パネルディスカッションと質疑応答 |
今後の取り組みについて(会員より) |
閉会の挨拶 専務理事 城谷 昌彦(ルークス芦屋クリニック 院長) |
※発表内容や順番の変更がある場合があります
◼︎登壇内容
腸内細菌叢移植の可能性
萬 憲彰
医療法人医新会よろずクリニック 院長
腸内フローラ検査とがんの早期発見
清水 真
シンバイオシス株式会社 上席研究員
乳がんの症例報告
田中 善
医療法人仁善会田中クリニック 理事長
水素NanoGAS®基礎研究
森下 理咲子
シンバイオシス株式会社 研究員
悪玉菌と呼ばれる菌たちへ
山本 千尋
シンバイオシス株式会社 主任研究員
アニメや映画にはしばしば悪役が登場する。彼らはたしかに主人公サイドに害をなし、時にはそれを楽しんでさえいる。けれど、現実はもうすこし複雑だ。私たちは物事の「悪なる側面」を見つけると、その存在自体を「悪なるもの」と混同してしまいがちだけれど、実際はそうとも言い切れない。悪玉菌と呼ばれる細菌たちは、私たちに何をしているのか?彼らはいついかなるときでも悪なのか?彼らはどうしてそこにいるのか?複雑な腸内生態系を読み解く足がかりに、悪玉菌と呼ばれる菌たちを簡単に紹介したい。
ランチタイムトークセッション
「作る・食べる・笑顔になる ル・クッカーの魔法の時間」
今回のトークセッションは、作る楽しみ、食べる楽しみ、そして広がる笑顔、子供たちのために活動されている3人の女性の想いや経験をお話しいただきます。
畠中 直美
一般社団法人チャレンジドLIFE 代表
杉之原 千里
みいちゃんのお菓子工房 代表
これまでの経験を活かし若者向けの社会貢献活動も行う。企業や大学、自治体、教育関係者への講演実績多数。2024年6月「みいちゃんのお菓子工房」を開放し、子供達の学びの場としてスイーツキッズラボ体験事業を開始。
著書 『みいちゃんのお菓子工房』 12歳のパティシエ誕生 ~子育てのアンラーニング~
瀧 幸子
一般社団法人こどもになる代表
児童発達支援・放課後等デイサービス ル・クッカー 責任者
生活困難家庭や障がいある人たちとかかわる中で、当たり前が当たり前じゃない光景を目の当たりにし、「保育は人」だと痛感。フリー保育士となる。行政と民間の二本柱で、「誰かを一人にしない」実践を続けている。ル・クロのあたらしいカタチの福祉がモデルケースとなるよう企業等へも実践を届ける。困難家庭への支援・相談対応。こども×企業を繋ぐ社会科見学等実施。レストランが舞台の福祉事業の中で、障害ある仲間とこどもたち・親御さんを応援。理念「誰かを一人にしない」一番不安な部分に寄り添うことを大切にしている。
基調講演
平山 哲 先生
地方独立行政法人大阪府立病院機構代表
大阪母子医療センター子どものこころの診療科副部長
特定臨床研究結果報告
城谷 昌彦
ルークス芦屋クリニック 院長
今後の取り組みについて
川井 勇一(医療法人悠亜会 かわい内科クリニック 理事長)
福沢 嘉孝(愛知医科大学理事・名誉教授)「FMTの有用性における今後の課題と展望」
懇親会
※登壇内容は確定次第、随時掲載いたします。
◼︎お申込み・参加費について
※当日参加の申し込みは終了しました※
◼︎協賛ブース紹介
障がいの子どもをもつ親御さんにとって一番の心配事は「自分たちがいなくなったら、この子はどうなるの?」。親なき『ゆいごん白書®』は、障がいのある人が周囲に理解され、支援を受けるための情報を、チェック形式で「シンプル・簡単・確実」に書き遺しておけるシートです。
https://yuigonhakusho.com/oyanaki.html
水素NanoGAS水は糞便微生物叢移植の根幹であり、医療以外にも応用が進んでいます。NEDO助成で日本酒やワインの風味維持を検証し、添加により風味が変わることもわかりました。学術大会当日はブースにて、予約制でご相談も可能です。事前予約はこちらから
https://sym-biosis.co.jp/
スタッフ一同でお待ちしております。
https://mi-okashi.com/
https://fooding.co.jp/
https://jspcm.org/
株式会社玄米酵素は、昭和46年の創業です。玄米・胚芽・表皮を麹菌で発酵させた玄米のサプリメント「玄米酵素」は、消化のよい健康補助食品で、北海道の自社工場で生産しております。製品から農薬は検出されておらず、食品添加物も使用しておりません。ご安心してお召し上がりください。
https://www.genmaikoso.co.jp/
北海道生まれの大高酵素は、日本で最初に植物発酵エキスを創生したパイオニア企業です。
約100年間変わらない製法で植物発酵飲料を通じて、健康と美容に貢献できればと考えております。
当日、試飲も行っておりますのどうぞよろしくお願いいたします。
https://www.ohtakakohso.co.jp/
https://jlwa.jp/
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