従来の「優れた」ドナーの基準
ドナーについては、
「腸内フローラだけでドナーマッチングをしているわけではない」
「健康であれば誰でも、誰かのドナーにはなれる」
腸内フローラ移植(便移植)におけるスーパードナーとは
どういう方をスーパードナーと呼ぶか。
もちろん、そのときに多い患者さんの傾向(主に疾患)によって変わります。
よく使うドナーというのはつまり、比較的ずっと患者さんとのマッチング率が高いということ。
スーパードナーになれる可能性のある人たちの肉体的、精神的特徴を見ていきましょう。
逆転の発想を持った肉体的健康度
自分の腸内フローラとして一緒に菌たちと暮らしている分には別として、他の人の体に送り出すという意味合いにおいて、「ドナー向き」と言える肉体的特徴があります。
肉体的な意味合いにおけるスーパードナーの必須条件は、「何を食べても大丈夫」なタイプだと言えます。
自然体、率直に言えば野生児のような食生活でも毎日快便、健康に暮らせる人こそ、真のドナーにふさわしいです。
睡眠や、職場のストレスに対しても同様の反応ができる人が、理想です。
特に意識しなくても健康でいられる人がスーパードナーと言えます。
「現代の化石」的な性格
当研究所のドナーの選び方は、
最終的に「性格」をもっとも重視していています。
当研究所の菌職人がメモしていた「スーパードナーの必須条件」です。
スーパードナーの必須条件
他人が気付かない部分に細やかな気遣いがさり気無く出来て、異性だけではなく同性からも好かれる、素朴な「現代の化石」的なドナー。
へき地、離島のお百姓さんまたは漁師さんであると尚よい。感謝の気持ちを何時も最優先で持っていること。
お詫びの気持ちは二番目であること。
全てのものと共存共栄出来ること。細かなフローラバランスは二の次である。シンバイオシス菌職人の個人的なメモより
いろいろなパターンのドナーがいてほしいという意味
いろいろなパターンのドナーというのを
実際に、腸内フローラバランスでご覧ください。
中央値ドナー
健康な人のバランスはだいたいこの菌とこの菌が○:○、というような独自の中央値に基づいて、すべての菌が「健康」のど真ん中の値を示している人
免疫力高いドナー
免疫力寛容ドナー
ポジティブ思考ドナー
生活習慣病対策ドナー
この記事を読んで「私もドナーなれるかもしれない」と思った方、ぜひその生活続けてください。