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イベントのお知らせ

第7回学術大会

イベントのお知らせ

2023.08.01

本年も第7回学術大会を開催いたします。(会場及びオンライン開催)
医療従事者に限らず、一般の方や学生さん等、どなたでもご参加頂けます。

※当日参加お申し込みは締め切りました

日時

2023年9月17日(日)
11時開会(10時30分開場)~17時閉会予定

※総会は、学術大会前に開催いたします(会員限定)

会場

リーガロイヤルホテル大阪 タワーウィング3階『光琳の間』
※会場が変更になりました
〒530-0005 大阪市北区中之島 5-3-68
アクセスはこちら
JR大阪からの無料シャトルバスはこちら
駐車場のご案内はこちら

代表理事ご挨拶

代表理事ご挨拶
代表理事 田中 善 (たなか よしむ) 医療法人仁善会田中クリニック 理事長
このたび、一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会は、 第7回学術大会を迎えることになりました。移植をお受けいただいた患者様、研究会に所属する医師をはじめ医療関係者、賛助会員の皆様、一般の皆様のご支援、ご協力の賜物と感謝申し上げます。 当研究会は、日本において民間として初めて、組織的に腸内細菌叢移植に取り組んで参りました。本年5月、当研究会に所属する医師らによって、5歳から12歳の自閉スペクトラム症のお子さんを対象として、従来法で一般に用いられる抗菌薬を使用せず、「ナノバブル水(NanoGAS®水)を用いる新規糞便微生物移植法」(新規FMT法)の臨床研究を開始しました。 本FMT法は、先行研究で行われている「FMT施行前の抗菌薬の投与や腸管洗浄」を必要とせず、また「それらの研究で用いられている投与量(細菌数)の約1000分の1」の少量の投与をもって実施する新しい方法として開発しているものです。現在まで潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群などの消化器疾患のみならず、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患などにおいて成果を上げてきています。今後は、がんと腸内細菌に対する臨床的検証を進めていきたいと思っています。皆様方の多大なるご支援、ご協力をいただきますようにお願い申し上げます。

お申込み・参加費について

会場参加お申し込みは9月14日(木)正午までにお願いいたします。
オンライン参加のお申込み締め切りは、9月15日(金)正午までとさせていただきます。
会場もオンラインも、締切日以降のキャンセルはお受けできませんのでご了承ください。

移植患者さん 学術大会【会場参加・オンライン参加】
移植患者さんはご招待とさせていただきます。
(移植患者さんご本人が参加できない場合、代理参加1名迄無料)
こちらのフォームより、会場参加・オンライン参加をお選びいただき、お申込みください。
ご家族の方は、オンライン参加は無料とさせていただきます。

※当日参加お申し込みは締め切りました

タイムスケジュール

※発表内容や順番の変更がある場合があります

10:30  開場
11:00〜〈午前の部〉
開会の挨拶
代表理事 田中 善 先生(医療法人仁善会田中クリニック 理事長)
腸内細菌とがん
『腸内フローラ移植臨床研究会における今後の臨床研究について―がんへの取り組み』
田中 善 先生(医療法人仁善会田中クリニック 理事長)
症例報告
『腸内フローラ移植により改善を認めた食物不耐症の一例』
川井勇一 先生(医療法人悠亜会 かわい内科クリニック 理事長)
腸内細菌のつくる腸内環境への「ちょうどいい介入」を考える
清水 真(シンバイオシス株式会社 上席研究員)

神戸学院大学共同研究の成果発表
『気体を“飲む”「水素NanoGAS®水による肝臓ミトコンドリア機能保護の評価」』
森下理咲子(シンバイオシス株式会社 研究員)
12:30〜お昼休憩 (お弁当あり)
ランチョンセミナー 
『障がいある子供たちに働く夢を~若者たちの成長の日々~』
レストランル・クログループ マネージャー・ソムリエ
一般社団法人FUKURO
理事 樺 順子
13:30~〈午後の部〉
基調講演(オンライン)
『自閉スペクトラム症の諸症状を脳科学から読み解く』
講師:小枝達也 先生
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター副院長・こころの診療部統括部長、
鳥取大学名誉教授
ASD臨床研究 中間報告
『特定臨床研究開始~自閉スペクトラム症の治療法開発への挑戦!~』
専務理事 城谷昌彦 先生(ルークス芦屋クリニック 院長)
パネルディスカッション・質疑応答
『自閉スペクトラム症(ASD)と腸内フローラ移植の可能性』
移植を受けてくださったお子さんの保護者の方のお声紹介
座長:田中善 先生
城谷昌彦 先生、春名令子 先生、御川安仁 先生、川井勇一 先生、喜多村邦弘 先生
今後の取り組みについて
麻植ホルム正之 先生、川井勇一 先生、春名令子 先生、豊福祥生 先生
閉会の挨拶
専務理事 城谷昌彦 先生(ルークス芦屋クリニック 院長)
17:00終了
17:30〜
19:30
懇親会
タワーウィング2階 桂の間
中小機構のサポートを受けて紹介いただいた【辰馬本家酒造株式会社様】と【株式会社増田徳兵衛商店様】と【西山酒造場様】のお酒で、NanoGAS水を割水につかった飲み比べコーナーを、懇親会の席で設けます。お酒が苦手な方にアルコール度数の低い果実酒も用意しました。そのほか、ワインや焼酎、ウイスキーの味の変化もお楽しみください。

※当日参加お申し込みは締め切りました

登壇内容

腸内細菌とがん

腸内フローラ移植臨床研究会における今後の臨床研究について―がんへの取り組み
代表理事 田中 善 先生
医療法人仁善会田中クリニック 理事長
腸内細菌とがんは、いずれもヒトの免疫システムに相互に関わっているという点などから、関連性が指摘されています。 腸内細菌叢のバランスの乱れががんの発生や進行につながるのではないか、特定の腸内細菌が鍵を握っているかもしれないという研究も出ています。 本研究会代表理事の田中善による2021年発表の論文「 Nutrients」を元に、最新の症例と腸内細菌叢から見たがんについて報告します。

症例報告

腸内フローラ移植により改善を認めた食物不耐症の一例
川井 勇一 先生
医療法人悠亜会 かわい内科クリニック理事長
多くの疾患に腸内細菌叢の乱れ(dysbiosis)の関与が明らかになり、糞便細菌叢移植(FMT)が世界各国で多くの疾患に対し検討されている。 最近は、ヒトでは作れない様々な特定の栄養素の分解酵素を、腸内細菌が産生することで、消化吸収に関与していることも明らかになってきている。 食物不耐症は、「特定の食品の消化を適切にできない状態」であり、その不耐症を生じる食材の食事からの除去治療は、現代の食生活において難渋することが多く、また症状とその除去食の継続に対する苦労は、患者のQOLを損なう。  今回FMTによって乳製品、及び肉類不耐症患者のdysbiosis が改善し、FMT後は、乳製品、肉類摂取後に下痢を生じなくなった症例を報告する。

腸内細菌のつくる腸内環境への「ちょうどいい介入」を考える

腸内細菌のつくる腸内環境への「ちょうどいい介入」を考える
清水 真
シンバイオシス株式会社上席研究員
私たちの体を、内からも外からも覆う細菌たち。 あまり好かれることのない彼らだが、病原体はほんの一部であり、大部分は私たちの一部として代謝や免疫システムの一部として働いてくれている。 健康な腸内細菌叢とは? 腸内細菌叢は変えられるのか? 最新の知見を踏まえつつ、研究会独自のFMT(腸内フローラ移植)で目指す姿を紹介する。

神戸学院大学共同研究の成果発表

気体を“飲む”「水素NanoGAS®水による肝臓ミトコンドリア機能保護の評価」
森下 理咲子
シンバイオシス株式会社
我々は2020年からNanobubble(NanoGAS®)の医薬医療分野における基礎及び応用の評価を目的とし、共同研究を進めている。  空気中に含まれる種々のガスは、生体においてさまざまな生理活性作用を有しているが、一般的にガスを生体に活用することは難しい。そこで液体中に気体を長期間保持することができるNanobubbleを活用することで、気体を「飲む」ことが可能となる。  今回は抗酸化能を有する水素を封入した水素NanoGAS®水の飲水による酸化ストレス軽減効果を検討し、NanoGAS®の経口気体送達能について報告する。

ランチョンセミナー

『障がいある子供たちに働く夢を~若者たちの成長の日々~』
樺 順子
レストラン ル・クログループ マネージャー・ソムリエ/一般社団法人FUKURO 理事
樺 順子創業23年のフレンチレストラン「ル・クロ」グループが舞台。 『障がいのある人もない人も一緒になって幸せになれる社会を皆さんと力を合わせて作っていきたい』 オーナーシェフ黒岩の想いから平成28年に福祉事業所を開設しました。 プロのシェフ達とキャストと呼ばれる利用者さんのコラボレーションで作るお料理やお菓子の数々。 キラキラと輝くキャストと共に働く喜びをお伝えさせて頂きます。

基調講演(オンライン)

自閉スペクトラム症の諸症状を脳科学から読み解く
小枝達也 先生 国立研究開発法人 国立成育医療研究センター副院長・ こころの診療部統括部長、 鳥取大学名誉教授
 1984年鳥取大学医学部卒業後、オランダ政府奨学生としてフライ大学小児科へ留学。1998年鳥取大学教育学部教授、2014年鳥取大学地域学部附属子どもの発達・学習研究センター センター長(併任)などを経て現職。2004年厚労省 発達障害者支援にかかる検討会委員から2023年内閣府障害者政策委員会委員に至るまで、中央省庁の各種審議会委員を歴任。 著書に「5歳児健診―発達障害の診療・指導エッセンス」など多数。

ASD臨床研究 中間報告

特定臨床研究開始~自閉スペクトラム症の治療法開発への挑戦!~
城谷昌彦 先生
ルークス芦屋クリニック 院長
ルークス芦屋クリニック 城谷昌彦 先生本臨床研究の目的は、「水素ナノバブル水を用いる新しい腸内フローラ移植(FMT)法」を用いて、自閉スペクトラム症(ASD)の治療への新たな道を拓こうとするものです。 この新しいFMT法は、FMT施行時に一般的に用いられている抗菌薬投与や腸管洗浄を必要とせず、また、その投与量(投与する細菌数)も従来のFMT法の1000分の1以下であり、ASD児にとって穏和な条件となっています。 本講演では、特定臨床研究に至った経緯及び5月から開始した同臨床研究の中問報告を行います。

パネルディスカッション

『自閉スペクトラム症(ASD)と腸内フローラ移植の可能性』
移植を受けてくださったお子さんの保護者の方のお声紹介


座長:田中善 先生(医療法人仁善会田中クリニック 理事長)
城谷昌彦 先生(ルークス芦屋クリニック 院長)
春名令子 先生(医療法人 はるなクリニック 副院長)
川井勇一 先生(医療法人悠亜会 かわい内科クリニック 理事長)
御川安仁 先生(ナチュラルアートクリニック 院長)※オンライン

※当日参加お申し込みは締め切りました

関連サイト

医療従事者向けサイト

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