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腸内環境から考える健康科学の将来展望【総会直前チラ見せVol.最終回】

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2019.09.19

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第3回の総会で講師としてお招きします。

世界的に活躍されている方です。
ご紹介します。

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所
ワクチン・アジュバント研究センター
センター長 國澤 純 先生

 

ワクチンとは、人間の持つ免疫(主に獲得免疫)のしくみを利用して、将来起こりうる感染症を予防する助けになるものです。

アジュバントとは、ワクチンのサポートをする存在です。

また、ワクチンはウイルスや細菌による感染症以外の病気にも使えるように応用が進んでおります。例えばがんやアルツハイマー、糖尿病や高血圧などの生活習慣病に対するワクチン、花粉や食物などのアレルギーに対するワクチンです。

ワクチンとは|ワクチン・アジュバント研究センター Center for Vaccine & Adjuvant Research

腸内環境から考える健康科学の将来展望

免疫の7割が腸にあると言われています。いわゆる、腸管免疫です。

腸管免疫に欠かせないのが腸内細菌です。

ワクチン・アジュバント研究センターでは、その分析技術を強みに「食事」「腸内細菌」「腸管免疫」の有り様についての研究も進めています。

~國澤先生からのメッセージ~
私たちは現在、様々な分析技術を活用することで、食事や腸内細菌、腸管免疫が形成する腸内環境と生体応答の実体を解明し、健康社会の実現に繋げようと研究を進めています。

本講演では食事や腸内細菌と健康との関係に関する基礎研究とそこから得られた知見を応用した創薬や機能性食品開発への展開について、アレルギーとの関連も含め我々の知見を中心に紹介したいと思います。

さらには我々が独自に日本各地に立ち上げたコホート研究の紹介、さらにはそこから得られた腸内環境と地域特性との関わりに関する知見と社会実装に向けた取り組みなども紹介したいと思います。

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