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アトピーと脳腸相関、腸皮膚相関【総会直前チラ見せVol.3】

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2019.09.12

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今日は、兵庫県のルークス芦屋クリニックの城谷先生をご紹介します。

城谷先生!
そういえば最近先生のウェブサイトリニューアルしましたよね! めちゃくちゃ見やすいです!

当クリニックは、薬だけに頼らず、皆様がお悩みの症状の根本的な原因を突き止め、それに対処することで、全ての皆様がお持ちの「自己治癒力」を引き出すお手伝いをしています。

第3回の総会が近づいてまいりましたが、意気込みをどうぞ!

20年以上消化器内科医として臨床をやってきたことで
非常に多くの患者さんから学びと気づきを得る事ができました。
その経験に加えて、何より自分自身が大病を患った経験を通して、一人の患者として「自分が受けたい医療」という視点を大切にしたいと考えてきました。

くそう、、、やっぱりサイトの引用だけでは会話は成り立たんか…
先生は心理療法や栄養療法にも力を入れておられ、部位的に疾患を見ることなく全身のつながりとして患者さんの治る力を応援するスタイルだと伺いました。

当院では、様々な疾患の根本治療を目指すにあたり、乱れた「腸内環境」と「脳内環境」を整えていくことを柱としています。
さらに、「腸内細菌・腸・脳相関」の観点から、「脳内環境」を整えることでストレス耐性を高め、結果として腸内環境改善のみならず、全身疾患の治療効果も高まることが期待されます。

おお、つながった。

城谷先生の抄録です。

腸内フローラ移植後4か月経過して改善を認めたアトピー性皮膚炎の症例

アトピー性皮膚炎(AD)の発症・増悪には、遺伝、環境、栄養などの複合的な要因が絡み合い、免疫バランスの異常をきたして起こるものと考えられており、上皮細胞の免疫、皮膚や腸管の自然免疫、制御性T細胞の関与が指摘されている。皮膚や腸内で共存している細菌叢は私たちの健康を左右する最大の環境要因として注目されるようになったが、ADの病態に腸脳相関(Gut-brain axis)や腸皮膚相関(Gut-skin axis)が関連しているとも言われており、腸内細菌叢を考慮したプレ・プロバイオティクス、或いは食品を用いた予防法が研究されている。また、特定の腸内細菌の増減がADの病態に関与していることを示す研究も増えており、その詳細なメカニズムの解明は未だされてはいないものの腸内細菌叢が産生する代謝産物やサイトカインなどの生理活性物質を介して皮膚のバリア機能に影響していることが示唆されている。

今回私たちは、30代女性AD患者に対して、腸内フローラ移植を施行したところ、移植後の腸内フローラバランスの変化を認め、移植後約4ヶ月を経て皮膚症状の改善を認めた症例を経験したので報告する。

この方の症例、先生に聞いてめちゃくちゃ感動しました。アトピー性皮膚炎の原因がいかに複雑か、それを城谷先生がどんなふうに紐解かれたのかが気になる。

腸内細菌が喜ぶ生き方

大腸を全摘出した医師が説く、「腸と腸内細菌」のすごさ

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「体と心の不調」に終止符を打つための食生活と暮らし方から、
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