12月8日、「一般社団法人腸内フローラ移植臨床研究会」サイトがオープンいたしました。
長らく準備中でご迷惑をおかけいたしましたが、本日無事にオープン。
腸内細菌たちの生態系(腸内フローラ)は、人体にとっていい影響も悪い影響も与えうるものであることがわかってきています。科学者たちのあいだでは、「腸内フローラは臓器である」と言われることもあります。
「他人の便を体内に移植する」と聞くと不安を覚えるかもしれません。ですが、臓器を移植することで健康を取り戻してきた人類の医学の進歩の過程を見ると、腸内フローラを移植することはごく自然なことなのかもしれません。
しかも、腸内フローラ移植は副作用がほとんどなく、ドナーにとっても患者にとっても負担の軽い方法で行うことが可能です。
腸内フローラが人間の病気や健康に深く関わっているとしたら、医療は間違いなく新しいステージに進化していくにちがいない、と感じます。
当サイトをご覧いただくことで移植に対するご理解を深めていただき、そして安心して移植を受けていただけるような体制づくりを目指していきたいと考えております。この研究会が、病気で悩まれている方の選択肢のひとつになればと願っております。