インタビュー
自閉スペクトラム症に悩んでいた当時の状況
今回、腸内フローラ移植(FMT)を受けられたK様(男児)は、コミュニケーションの難しさや選択性緘黙、こだわり、癇癪、そして体幹の弱さなど、自閉スペクトラム症に伴う多様な特性をお持ちでした。特に、慣れない場所での挨拶や意思表示が困難な場面が多く、ご家族は社会生活におけるコミュニケーションのあり方について模索されていたとのことです。
全6回の移植(FMT)行程を終えるまでのプロセス
2023年8月25日から9月29日にかけて、全6回の移植が実施されました。通院にあたっては、自宅から医療機関までの距離があることが大きなハードルとなり、移動の負担があったとのお話を伺いました。 また、お子様自身が医療機関への通院に強い心理的抵抗を示していたため、ご家族は「頑張ったあとのご褒美」を用意するなど、継続のための工夫を重ねられました。移植期間中、懸念されていた高熱や大きな怪我などの急激な体調変化に見舞われることなく、予定されていた全行程を無事に終了されています。
移植を終え、自分に合った生活習慣を継続している現在の視点
移植終了後、ご家族は「便の状態」と「感情面」の相関を注意深く観察されています。小学校入学などの環境変化がある時期には、生活リズムや便の状態に変動が生じることも客観的事実として記録されています。 現在は、特定の「結果」を求めるのではなく、日々の食事や環境が身体にどのような影響を与えるかを把握し、お子様に合った生活スタイルを継続しながら向き合っていくという視点を持たれています。







